エンディング…
突如として始まったサラトバ全土を巻き込む大戦争は長きにわたって続き、 美しかった森や田畑は燃え、澄んでいた空気や水は濁り、大地は血で赤く染まった。 そんな地獄のような大戦は永遠に続くものと思われた—————
しかし、大戦の影響で生まれた強大な魔物を始めとした人類共通の敵を前にして、 四ヵ国は一時的に共同戦線を構築。 共に戦うことで、他国は敵なのではなく同じサラトバに住まう隣人であることを思い出した。
皮肉なことに、大戦が生み出したものが大戦を終わらせるきっかけとなったのだ。
協力して脅威を退けた四ヵ国は終戦と同盟の締結を発表。 その証として、サラトバ中央の湖に戦死者の追悼と永遠の平和を祈って慰霊碑が建てられた。
以降、サラトバは各国が必要としているものを融通し合い、大きく発展したとされている。
—END—